その男、

在原業平（ありわらのなりひら）は

朝廷からの特命を受け、

武蔵の国へと赴く。

そこには、

都で今も語り草となっている

女の噂があった。

古典「伊勢物語」の

エピソードに取材した、

もう一つの東下り。

京のもて美男、

在原業平（ありわらのなりひら）の

恋の遍歴。

１０００年の時を超えた

歌物語を、現代語で。

全１２５段、

短歌も訳して大サービス！

――４１〜８０話は月の巻、

８１〜最終話は雪の巻で

天下の色おとこ

在原業平と

伊勢斎宮の禁断の恋。

昔も変わらぬ

人の心を現代語で。

和歌まで訳して大サービス！

平安朝の「みやび」に生きた、

主人公の男。

不遇の貴公子、

惟喬親王（これたかしんのう）

との忘れがたき日々。

そして行き着いた、

最後の想いとは。

伊勢物語　全１２５話

完結！

王朝の歌物語「伊勢物語」

その主人公とされる男、

在原業平（ありわらのなりひら）

彼は今、若き時を過ぎ、

平安の都を離れ、

京の西山に隠棲していた。

そのもとへ、

帝から思いがけぬ知らせが。

――伊勢物語１２４段の

あとに見立てた

掌編エピソード

古代から伝えられた、

はるか昔の物語。

ある時、

小びとの一人が、

謎の手紙を持ち帰る。

その手紙には、

世界の始まりから

未来の出来事が

記されているらしい。

その謎を解こうと、

彼らは動き出すが……

冒険ファンタジー

１９４５年３月、

沖縄に

アメリカ軍が迫る。

集結した敵艦艇、

千五百。

迎え撃つ、

航空部隊の

谷田部たちに残された

一機の攻撃機

「桜花（おうか）」

孤立無援の中、

若者たちは

最後の攻撃に懸ける。